スパルタクスロイヤルについて
お久しぶりです。
今回はスパルタクスロイヤルについて解説というより、簡易的なメモとして残そうかなと思ったので久々に更新しました。
もともと書こうと思ってたのですが、めんどくさくて放置を繰り返していたら、スパルタクスロイヤルで21連勝したので、記事を書こうと決心しました。
スパルタクス使い始めたとき
もともとアディショナルカードはジンジャーで遊んでいた。
そのときにスパルタクス相手にかなり苦戦をし、禁忌などでなんとか顔を詰めて、スパルタクスを倒そうと試みるも、メイジーにうまくいなされたりしたので、スパルタクスに勝てねえ、スパルタクス面白そうだなと思ったのがきっかけ。
もともと冥府ウィッチを使っていた人間なので新たなる運命を普通に使えるデッキがとても魅力に感じていたのもある。
とりあえず何入ってるかわからなかったから対戦相手がだいたい出してたカードを並べて、下のようなデッキが完成した。
これがベースとなる。今後カードが抜けたり入ったりするが基本ベースはだいたい同じ。
今思うと別の枠に割いて良さそうなところがちらほらあるがこのときは枠を作るのに苦労してた。
神秘の指輪というカードは新たなる運命が複数枚引いてしまったときに戻せるカードではあるので採用候補だったが、冥府ウィッチ使う感覚ならば新たなる運命2枚ですむことがだいたいなので、新たなる運命3枚がかぶることがないかぎり、欲しいということはないかなという考えで採用を見送った。
リンゴンリンゴーンも枠無かったので入れなかった。
アルヤスカ1枚も4枚目の新たなる運命としか見てなかったので1枚。今後も1枚が固定になっていく。
いざ、使ってみると楽しい。
新たなる運命を使うときのタイミングの難しさなどすごくおもしろいデッキだと思って使っていた。
あと冥府と違ってスパルタクスはLOをしなくてはならないので、なんとしてもデッキを回転させなくてはいけないところが難しく、あれLOできてないじゃんという場面があり、かなり苦戦していた。
え?スパルタクスに抜刀ディオネ入ってるの?
別の日、配信中にスパルタクスと対戦したときに、スパルタクスに抜刀術とディオネのセットが入ってるのがあるというコメントをみて、
「え?スパルタクスに抜刀ディオネ入ってるの?」と驚いた。
自分と戦うスパルタクスは誰も抜刀術ディオネをしてこなかったし(おそらくスパルタクスデッキだと気づいてなかった説)、自分の上のデッキレシピをみたときに他の人はどこを抜いて抜刀術ディオネを採用してるんだろうとなっていた。
スパルタクスロイヤルに抜刀セット入れてるて話聞いたけどどこの枠切ってるんだ🤔
— ここしろ (@Ekokoshiro) 2019年2月26日
とりあえず抜刀術とディオネのセット使ってみないとわからないから試してみるかと思い、いろいろな人の意見を聞きつつ、枠を削って抜刀セットをデッキに組み込む。
自分の中で、「抜刀ディオネのセットはそう簡単に揃うものではない。揃ってたら事故だ。」と思っていたが、スパルタクスロイヤルというデッキタイプは大安売りやエルネスタなどのデッキを掘っていくカードが非常に多く他と比べて普通に揃いやすかった。
またイルミスナのスペルサーチ、ディオネが兵士なのでスパルタクスで持ってこれるというのもあり、意外と揃うものだし、相性が良かった。
私の中では揃わなかったら捨てればいいし、雑に抜刀ディオネしよという感覚だったが、使えば使ううちに、これ抜刀ディオネ入らない方がおかしいレベルだとまで評価が変わったのだ。
抜刀ディオネ採用してからわかったこと。
- 上でも書いたが、スパルタクスでディオネを持ってこれるところ。
それまでディオネは指揮官だと思っていた。
- 抜刀ディオネを組み込んだことにより、単純にディオネという除去札やAoE札を手に入れたこと。
これによりスパルタクス出した次のターンにディオネうつプランができるのはすごくいいなと思った。
- 師の教えがただのドロソから抜刀ディオネの打点要員に変わったこと。
師の教えがデッキを掘るためだけのカードになっていたが、抜刀ディオネを組み込んだことで、6PP以降の抜刀ディオネ進化から出る打点が10点から12点、14点カードに化けるようになったのだ。
もちろん師の教えだけではない、大安売りで加わる歴戦の武具や簒奪の蛇剣から加わる黄金の首飾りなどもディオネの打点をあげる札に変わるようになり、スパルタクスで勝つプランじゃなくてもサブプランで勝つルートも取れるようになった。
また先攻圧倒的有利のスパルタクスミラーで、後手を引いても守護がアルヤスカくらいしか入ってないスパルタクスには、すごく刺さり、抜刀ディオネ2回するだけで後手を捲れる試合が何回かあった。
普通に抜刀ディオネプランに怯えて相手が守護立てたり、揃わなくても本来のスパルタクスプランに切り替えてくだけなので、すごく柔軟な立ち回りができるようになったので徐々に枚数を増やしていった。
どちらも抜刀ディオネ採用しはじめて、ある程度たったころのスパルタクス。
スパルタクス2枚は3枚は要らないと思っていたのと5t目アイテールから持ってこれるからということで、自分の中では確定枠に切り替わりつつある。
エルネスタ2枚は抜刀ディオネセットがあるせいで手札を切るという手段が難しくなったため。ただし、すべて抜くとなるとデッキの回転が悪くなるので2枚がちょうどいいかなと。
ルー採用はアイテール引けなかったとき用のスパルタクスサーチ用だった。
しかし、だんだんと5t目のうごきのときにくっつきのいいメイドリーダーの方が使いやすいかなと思いメイドリーダーに変更。
jcg優勝者のスパルタクスをみて
3/8のjcgのアンリミ優勝者のスパルタクスがTwitterのタイムラインで回ってきてなんだこれ!?すげー!と思って早速試してみる(レシピは上のやつ)が、自分にはどう使えばいいのかわからず使いこなせないまま、断念。しかし、使ってていいなと思ったところは取り入れてくスタイル。簒奪の従者が1:2の多いアンリミ環境でとても使い勝手が良かったので、従者を採用することを決意。
先陣の騎兵もすごく魅力的だったのだが採用するとアイテールでスパルタクスを持ってくるアイテールや手札を増やすオクトリスを持ってくることができなくなるのがなぁということで採用を見送ることに本当は入れたかった。
先陣の騎兵入る選択肢があるのかと思ったこのレシピのおかげ。圧倒的感謝。
上が従者取り入れた構築。
従者をいれるためにここでついにイルミスナを抜くことに、3t目アイテールでイルミスナ持ってこられるよりも、進化時の財宝カードを加える効果で手札増やし、新たなる運命うつときに手札少ない〜ということを少なくしてくれるオクトリスかスパルタクスサーチするアイテールの2択にしたいなーというのが抜いた理由。
メイドリーダー抜いたのもメイドリーダーに頼らなくても立ち回りでカバーできるなと思ったから。
自分の中ではこれ以上いじることはないかな?いわゆる結論構築だと思っていたので、この構築で記事を書こうと思っていた…。
全然勝てなくなったんだけど…
環境は常に動きつつある、いやアンリミの環境に出てくるアーキタイプは変わってはないのだが、環境が固まってきてることでプレイヤーが環境に耐性がついたのだろうか?
MP20000になってやったー٩(* 'ω' *)وとるんるん気分になっていたらなかなか勝てなくなったのだ。というよりもスパルタクスルートで勝てなくなったのだ。
いざスパルタクスルートにいこうとすると新たなる運命がうまく連鎖してくれなくなった…新たなる運命2枚目以降を引かない試合が増えてきたのだ。いわゆる下振れだなと思っていたのが、なかなか勝てない。勝っても次の試合負けてを繰り返し、えーなんで?勝てたじゃんという試合が多くなり、だんだん機嫌が悪くなっていく。
あれ?あのとき、どうやって勝ってたっけ?
という状態が続き、アルヤスカの枚数が1枚なのが悪いのか?増やすか?などと色々と試すようになった。
苦戦が続くなかある時。スパルタクスミラーをし、こちらは後攻だったがすごくこちらの方がデッキの枚数的にもいい感じだった。新たなる運命1枚あって新たなる運命2枚目引ければ勝ちという場面だったのだが、なんと新たなる運命が引けなかったのだ。手札にもデッキを掘るカードが純真や光の道筋しかなく使っても新たなる運命は引けず、逆に相手は新たなる運命繋いで逆転負けをした。
ミラーでこういった試合が多くなる。
なんで勝てないんだよふざけんなと思っていたが、あることを思う。抜刀ディオネで勝つルートも意識してボードをつくることばかり気にしすぎてデッキを回すことを怠っていたのかな?
単純に3t目にアイテールを出すことでも手札を維持しながらデッキ1枚掘ってることになる。ボードも意識したいなら、先陣の騎兵を使えば1枚で盤面を作るので、これまでやってきた手札を2枚使って手札を減らしながら盤面作るよりも全然違ってくるなと相手が先陣を入れてる理由などを考えるようになった。
ここで構築に見直しをかけることに。
そしてこれが21連勝したときのスパルタクス。
まずアイテールを3枚に増やすことで3tアイテール、4t先陣の騎兵、5tアイテールという動きをしやすくする狙いで増やすことに。
ボード作りは先陣の騎兵に任せることに
ぶっちゃけると従者が先陣とアイテールに変わっただけである。
それがとても大きく、従者をなくすことでスパルタクスでもってくるカードの中に従者がなくなるのだ。
アイテールと先陣になったことで、3t目のアイテール1枚でスパルタクスで従者を引く分のデッキを圧縮したことになる。
そしてアイテールで従者分は圧縮してることにのだからスパルタクスで欲しい兵士を引きやすくなるし、当たり前だがデッキの中に眠る兵士の枚数が減る。
よくわからないと思うがたったこれだけで新たなる運命で新たなる運命が引けなかったとしても、デッキを掘る手段がデッキに眠りやすくなるのだ。
私のデッキの中にあるスパルタクスで持ってこれる兵士9枚の内、デッキを掘ることのできるカードはエルネスタ2枚とアルヤスカ1枚の計3枚しかない。つまりは他の6枚はデッキを掘ることの出来ないカードなので、あとから引いたときに邪魔になるカードが多い。
スパルタクスで邪魔になるカードを引いてきて、新たなる運命使ったときに仮に新たなる運命が引けなかったとしてもアイテールのようなデッキを圧縮させるサーチ系のカードや純真のような純粋なドロソなどで引いていき、新たなる運命2枚目以降を引きに行くことや、新たなる運命3枚かぶったときでも勝てる体制を作りやすくできるようになる。
またプレイングにもデッキを掘るという意識づけを徹底させた。ミラーなどでは下準備の段階で師の教えなどをとっとかずにうてるときにはうっていったりした。圧縮の方が大事という考えをつけるようになった。
連勝これ以上伸びるかもしれないけど大台に乗れたのでとりあえず……
— ここしろ (@Ekokoshiro) 2019年3月19日
スパルタクスロイヤルで20連勝した!!
たしか冥府ウィッチで17連勝が自己最高だったからすごくうれしい ⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾ pic.twitter.com/3SnmIc0ge6
これによってスパルタクスルートでいってダメだったということが少なくなり、21連勝に繋がったのだと思う。
21回スパルタクスルートで勝ったわけではない。何度か抜刀ディオネで勝っているし、新たなる運命3枚かぶった試合もある。あらゆる状況に対応できる対応力の高さがこのデッキにあったから大型連勝できたんだと感じる。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。
参考になるかはわかりませんし、今後自分のスパルタクスの構築も変わるかもしれません。(新弾になったら変わるよ。うん。)
自分の中ではスパルタクスロイヤルを握ったこの1ヶ月で
スパルタクスの良さを知る→抜刀ディオネとの相性を知る→抜刀ディオネを通すために盤面作りを意識する→スパルタクスというデッキを改めて理解するという段階を踏んでいったと思います。
ウィッチばかり使ってきた私にとって新たな武器になると思いました。
そういえば、アルヤスカ1枚なの説明してなかったけどアルヤスカてカードはアルヤスカを使った次のターン必ず勝たなきゃいけないことが多く2枚も使うことないなと思ったので。あとは枠。2枚あると安心感はすごいけどね。
以上。